自己破産の流れとは?同時廃止・少額管財・管財事件の場合

自己破産は借金そのものをなくすことができる強力な債務整理です。

自己破産をする場合、財産の有無や免責不許可事由の有無によって同時廃止・少額管財・管財事件の3種類の手続きのうちいずれかをとることになります。

ここでは、同時廃止の場合と少額管財・管財事件の場合とに分けて、自己破産の流れを解説していきます。

同時廃止で自己破産するときの流れ

20万円以上の価値がある財産がなく、免責許可事由(借金の理由がギャンブルや娯楽だった場合など、自己破産を認めてもらえない理由のこと)がない人は、「同時廃止」という手続きで自己破産をすることになります。

同時廃止の場合、書類を揃えたら弁護士や司法書士が裁判所に申し立てを行い、その後本人が破産審尋という面接に行くことになります。

裁判所によっては、自己破産の申し立てを行った当日に破産審尋をしてもらうことが可能であり、場合によっては面接が省略されることもあります。

破産審尋に問題がなければ、自己破産の手続き開始を宣言する「破産手続開始決定」と、借金の返済を免除する「免責許可決定」が同時に出されて手続きが完了します。

少額管財や管財事件で自己破産するときの流れ

20万円以上の価値がある財産を持っている人や、免責不許可事由に該当する人は、少額管財管財事件という手続きをとることになります。

少額管財や管財事件の場合、裁判所に自己破産を申し立てると「破産管財人」とよばれる弁護士が指名され、本人が破産管財人の事務所に行って打ち合わせを行います。

その後、お金を貸した会社や人が集まる「債権者集会」が数回行われ、問題がなければ免責許可決定が出されます。

まとめ

同時廃止で自己破産をする場合、裁判所に申し立てを行った後で破産審尋が行われ、問題がなければ破産手続開始決定と免責許可決定が出されます。その後免責審尋が行われ、問題がなければ1週間後くらいに免責許可決定が出るという流れになります。

管財事件で自己破産をする場合、裁判所に自己破産を申し立てて破産手続開始決定が出された後は、裁判所から破産管財人に指定された弁護士と打ち合わせを行い、その後1回または数回債権者集会を行ってから免責許可決定が出されるという流れになります。

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